忍者ブログ
[15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23]  [24]  [25
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ハイハイ





GT400


7月25日


映画

予備選考会も終わりまして、今年も後半戦という感じですか






「ひき逃げファミリー」


あらすじ
仕事の付き合いから車で帰っていた父は、ひどい雨の中オーディオをいじりながら脇見運転。
すると、自転車に乗った若い女性を撥ねて、その場から逃走する。

家に戻り家族に打ち明け、自首すると告げる父だが、
母はそうなると家族はメチャクチャになると主張。

「これ以上、不幸な人間を増やしてはいけない!」

母はそう言うと「考えがある」と行動を開始する…




1992年の少し古い映画
まーありえない話なんですが、映像が今より粗いもんだから
何か変にリアリティがあるっていうか…


長塚さんがすげぇ若い!
「ナースのお仕事」の松下さんの旦那さんです




そう少し展開を話すと
事故車を家の中に入れて、同じ新しい車買って来て
で、証拠隠滅に事故車をリビングで解体し始めるというトンデモ話


この一連の出来事を痺れる声色な母役の中尾ミエさん(若い!)が中心になって進めていくんですけど、

腕がみるみるたくましくなっていくw


「これ以上、不幸な人間を増やしてはいけない!」


その不幸な人間は被害者だろwとか突っ込みどころ満載ながら、
物語冒頭からただ者ではなかった母



中学の息子は登校拒否
娘はフリーターみたいで、その先の男と不倫
爺さんはボケ老人

元々上手くいってない家族の中で、それまで誰も見向きもしなかった母に注目が集まっていく
ひき逃げ以来「楽しんでいるようだ」と父に言われるが、それは事実で
やっと自分ががんばっているのが見せつけれると母は言う

そんな母を中心にバーナーやら丸ノコを持ち出して車をバラす内に家族がまとまっていく展開
このバーナーの火の具合がドンドン鋭くなっていったり(リビングで)
ボケ老人が戦時下で鍛えた鉄工の腕を振る舞ったりと





何が何だかわからない…



でも
こういう事件が起きているのに、それ以外のあるべき日常は日常として機能しているおかしさ
そういう風景に邦画は強い気がする


と言うのも、アメリカの日常を見せられたって
日本の日常が僕らのスタンダードだからっていうだけなんだろうけどさ

観てる者としても入って来やすいよね



それと1992年
バブル崩壊とか言われる年で、その時代背景と何かリンクさせる様な感じがしました
これから先の見えない世の中の様なバラバラ家族に止めを刺そうとする出来事に
今一度、家族みんなが打開へ向けて一つになっていく

そんなのが見え隠れしました




ではでは
PR
ハイハイ






7月20日


映画






「THE WAVE」


ドイツ映画


あらすじ
ある高校で「独裁」をテーマに一週間の実習が行われた実話。
文字による学習ではなく、より具体的で模擬的な方法を採用した。
集団としてのまとまりを強く認識した実習クラスは、
より「集団」を認識するために集団に名前を付けた。

「THE WAVE」(ウェイブ)

あらゆるすべてを飲み込んでいく。





感想
そんな見入らず、流し見でも全容を把握出来たのが良かった
ラストシーンでの芝居は時間が残り後僅かながら、
迫力と一番の盛り上がりを見せて素晴らしかったです

生徒達がWAVEに夢中になっていく動機、様子をもっと描いて欲しかった
気づいたら何か盛り上がっとりおる…は否めないです










「カマチョップ」


忘れてた映画


あらすじ
ある日、雷に打たれて死亡した野球好きの二人組みカマチとチョップ。
死んだ人間が地獄に行く場合、死神から課される点数ゲームを繰り返す事で天国への道が開かれるという。

今回のゲームは「ばあさんをある男に会わせるな」
しかし、自分の人生と照らし合わせてしまったカマチは…



感想
これは面白かったです
死神の存在についての詳細が知れず、自己解決なのがちょっとなぁ…て感じです

元々の製作の動機やプロセスをたどれば納得なのですが、
登場人物が絞られてて見やすかった
この手の映画でワラワラ出て来られると頭パーになるので









「僕らのミライへ逆回転」



あらすじ
レンタルビデオ店員マイクの幼馴染みジェリーが
発電所の破壊を目論んで乗り込み返り討ちに遭う。

その翌日、ジェリーは何故か強力な磁気を帯びた体質になっており、
品物のビデオ全ての内容が消えてしまう。

そうとは知らず、店長のお得意様に「ゴーストバスターズ」を貸してしまう。
翌日にクレームをつけられるが「必ず用意する」と豪語してしまい、
二人は自作の「ゴーストバスターズ」の撮影を開始する。



タイトル
だけを見て何やらSF的な時間旅行ものかと思っていたが、
その正体は「著作権ガン無視で既存作品のリメイクをしまくる」という何とも痛快なコメディ

リメイクとは言うものの、ド素人のホームビデオそのものであり
先のゴーストバスターズなんかは翌日の午後の数時間で撮影したお粗末な物
しかも、おそらく編集ゼロ…NGシーンもクソッタレもない有様


とは言え、各作品の要所は押さえてあったりで納得してしまうw




「逆回転」というワードが最初から最後まで話のカギとなっていたのに感服

終始ジャック・ブラック劇場かの様に思われましたが、
最後に作った映画はとにかく美しく、映画への愛を強く感じました








予告

今年の映画の記事を見直してまして
まず、その数たるや50ぐらいだったんですわ

100は行かないにしても
年末で一気にやったら雑な感じになるなと

そこで



「第二回みらいくん映画大賞2012:予備選考会」



を後日実施したいと思います

世間的にも大型連休に入っていく時期ですし、
ここいらで良かった映画をピックアップしておくと世のためになるだろうし


「〜賞」を付ける会ではなく
「〜賞になるだろうなー」見たいな会です



・大賞狙い

・賞状狙い

・参加賞狙い


大きく分けてこんな感じでいこうかなと
本選に上がるのは基本的に上の二つからですが、
地獄の底から這い上がる輩も居るかもしれませんね


つきましては
「映画」とは別に「映画まとめ」のカテゴリーを追加し、
前回の「2011」もそちらに切り替えます



どうぞお楽しみに

ハイハイ





7月20日


映画




「Laundry」


むかーし、観た気がしてレンタル


窪塚×小雪
心の洗濯の物語



あらすじ
子どもの頃の事故で頭に傷を負った青年テル。
ばあさんの経営するコインランドリーで下着泥棒防止の見張りが彼の仕事だ。
このコインランドリーがテルにとって世界の全てであったが、
ある日の女性客が忘れた洗濯物を届けるためにコインランドリーから飛び立っていく。



現実味どーこーではなく、あくまでお話し
ぁー良かったぐらいな感じでいいと思う

抜け目のない映画って感じで
つかめない浮いてる話なのにそれで成立してるような
良くも悪くも完璧すぎるという印象でした


窪塚映画でも屈指とか言われる作品
そういや最近離婚したとかで、むしろ既婚とかどこ情報よ?みたいな



シンプルな思考で純潔なテルという役
窪塚っぽいキャラではあるけども、これを演じるのは難しかったと思う
演技にダメ出しするのであれば、ただこのキャラが受け付けないだけっていうぐらい良くやってると思います



小雪も妙に今より良いです
何かまだあどけなくて、丸みがある

「やったー!」がスゲエ棒だったけど、
映画女優みたいな雰囲気出てました


当時話題の人間を起用した形なんでしょうが、
今でも見られるそれらとは何か違いましたね

窪塚の起用は分かるし「窪塚の映画!」って感じだったけど、
ホント小雪はこれハマってたと思う







クドクドさが皆無なので「よーわからん」で片付くし、
「いや!そんなことは…!」とかわめく程でもない



観てみるかーで流れてる映像を事実として観るだけ

アクション映画を観るように、このド静かな映画を観る

そういう提案のある映画だと思えば僕は納得がいくし、
そんな気づきがあっただけで収穫ということで

昔から「コーヒー&シガレッツ」なんて
言ってみりゃコーヒー飲むだけの映画もあったわけだし
そういうもんと思えばいいよね



僕の感想はとても長いCMを観たようだというところです



ではでは
| HOME |
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
みらいくん
性別:
男性
職業:
地球防衛軍
趣味:
いろいろ好きなんです
自己紹介:

(´●ω●`)ハローベイビー
最古記事
(08/25)
(09/01)
カウンター
拍手
忍者ブログ [PR]