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ハイハイ




10月4日


映画





「アニー・ホール」


あらすじ
2度の離婚を経験した男アルビー。
彼は15年間も精神科にお世話になっていて、仕事も卑屈な漫談家の曲者だ。
とあることから知り合ったアニーとイイ感じの交際を進めるものの、
いつもの調子で今回も手放してしまう。
この映画はそれで終わるが、彼も何かを学んだ様だ。


書ききれないな…



まず
衣装がラルフローレンということ
これだけで十分に観る価値がある

なるほどーと思う部分が多かったです
チェックシャツなんかはいい勉強になりました


お話
これがNYで中年にさしかかろうかという男女の恋と別れのストーリーかと思いきやですよ

完全にホームドラマ、コメディ系の

実際、話の流れとしては上記の様なよくある恋愛をベラベラと映した
言ってみりゃ何でもない感じなんだけども、
何が観客を魅了するのかというと、その世界観


監督・主演ウッディ・アレンのマシンガントークだ
そしてそこで語られる事は漫談から映画全体を支配する政治や宗教や人生観だったりの話

そして、そのほとんどがインテリ調な嫌味

しかしながら不思議なもんで、
そういうジョークが日常会話の彼に対して、アニーも負けないぐらいの変な奴だったんですよ

普通じゃありえない出会いだけども
その普通の連中と変態同士とのコミュニケーションが映画の大部分かなと思う



ウッディ扮するアルビーのトークや思考は異常の域に達していて、
「自己防衛」とか「自己陶酔」とか、理知的なトークなのにエラく感情的だ
よくわからん大いなる尊厳のためにマシンガンをバラまく

そしてそんな彼が愛想つかされるのは当然のことで
彼は笑えるけど、面白い人間じゃない



ウッディをコケにばかりしているが、僕が思うに彼の台詞は
普通の人間にとって、数多の場面で言葉や頭の中にも出てこないだろうけども
「今、こんな感じ」という妙に確からしい「気分」を言葉にして吐き散らしているように見えた
ちょっとやそっとの芸じゃないよこれは

形容詞やらも増えて感情的になるのもある意味仕方ないのかなとか
たぶん分かってほしいので一杯一杯なんだと思う、そういう生い立ちだ



ウッディは理解もされないし、相手の理解もしない
でも、作中の誰よりも人間くささを感じるのは主人公だからか

どうだろうね
僕は別れた後のアニー、舞台から降りた彼女は好きになれない




いい映画でした
DVD欲しいです



ではでは
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