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ハイハイ





1月3日


映画




「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」


見たかった映画


あらすじ
21世紀初頭、20世紀を懐かしむ万博「20世紀博」が開催される。
日本中の大人は万博に夢中に、野原家もその例に漏れずで、
日々放ったらかしにされるしんのすけ達も飽き飽きしていた。

ある夜20世紀博から大事なお知らせという放送がある。

「明日、お迎えに上がります。」

その一言から大人達の様子が一変。
そして翌日、カスカベの大人達はオート三輪の荷台に乗っかりどこかへ消え去る。

やがて、ラジオ放送で秘密組織「イエスタデイ・ワンスモア」から残された子ども達へ
「迎えに行く」旨の投降を促すメッセージが流され、応じない場合は反乱分子として捕獲するとのこと。
しかし、この「迎え」に疑問を感じたしんのすけ達。

奮起した「かすかべ防衛隊」が「オトナ帝国」へ挑む…!



2001年の春に公開と21世紀になったばかりの当時では実にタイムリーな映画
子どもに連れられ、嫌々一緒に観に行ったお父さん達を襲った逸話が有名ですね

話の核としては「懐古主義」といったもの
あの頃は良かった…そのノスタルジーをテーマに21世紀間もない頃にぶつけた

そして今や2011年
この10年で汚いものというのはとても増えた
夢見た新時代や自分への虚しさ、儚さばかりが目に映る日々
過去から現在という未来へ残された名作でした



この手の映画での強みとして
基本のキャラクターや舞台の設定が既にあるもの、知られているものであるため
映画のテーマそのものをダイレクトに扱えることだと思う

その強みがこの作品にも反映されており、
今では子ども向け(原作初期とかは大人向けだけど)な「クレしん」が
大人をも唸らせるような内容を展開出来るキャパシティの余裕が
ある種究極的にわかりやすく再現されたんだと思う



名キャラ、名言、名曲、名シーンと揃い踏み
全編通してフォークが流れ、情緒深い景色と良くマッチしてました

名シーンでは
特に「ひろしの回想」のシーンは涙腺崩壊必至です
「気づいたら泣いていた」という他、表現のしようがないです
もっと恐ろしいものの片鱗を感じた

この映画はひろし大活躍です


敵役「イエスタデイ・ワンスモア」のリーダーである「ケン」という人物
明らかな悪役ではあるものの、終始一貫したその敵意の無さ、歪んだ使命感、正しさ
敵でも悪でもなく、21世紀を生きるに当たっての「壁」として君臨するような
「名脇役」そう言わさせるキャラクター
終わってみても、彼を否定出来ない存在感は素晴らしいです



パロディ
こういった「懐モノ」にはお約束のパロディもチョイチョイです
「カリオストロ」とかはモロでしたねw
DVDのメニュー画面がビートルズ調だったりと

こういっことも含めた全体的なおふざけは大衆アニメでは「ちびまる子」ぐらいしか思いつかないが
「ちびまる子」は話の主軸が昭和だしで、やっぱり「クレヨンしんちゃん」の成せる作品だったのかなと思います


必ずぐらいの気持ちで
この映画は観ていただきたいです



明日は熊本に行くため、休載します



ではでは
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